東京書籍から返信がありました。

木下和郎様

謹啓

この度は、『10代をよりよく生きる読書案内 海外編』をお読みいただき、ありがとうございました。
また、何度かお問合せをいただいたということで、たいへん失礼いたしました。

弊社の一般書お問合せ窓口は下記の通りでございます。

shuppan-j-h@tokyo-shoseki.co.jp

ご質問について申上げます。

本書の目的は、10代の人たちに書物の広大な世界を伝え、読書の楽しさを伝えることを主眼としています。その目的のために、個々の執筆者の視点による80タイトルの「翻訳作品」を紹介いたしました。

木下様のご意見は、作家論や解釈論ともいうべき、深遠な文学的視点からのご質問であるとうけたまわりましたが、本書の姿勢は、作家の姿勢や作品解釈を問うことではけっしてありません。ましてや、文学論争をのぞむものでもありません。

木下様のブログを拝読し、ひとつの精緻な論考としてたいへん参考になりました。
この度の木下様のご意見は、日本で翻訳された古今のドストエフスキー作品に精通されている研究者のご指摘として、真摯に受け止めさせていただきます。
貴重なご指摘をいただき、まことにありがとうございました。

海外の翻訳作品および、国内作品が今後も広く読み継がれていくことを願っております。

敬具

2010年4月6日

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東京書籍(株)出版事業本部
shuppan-j-h@tokyo-shoseki.co.jp
〒114-8524 東京都北区堀船2-17-1
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 私はまた東京書籍に電話しました(たまたま今日は休みだったんです)。本の編集者**さんの代わりに応対してくれたのは、右のメールの書き手です。
 彼によれば ── 、
 1 『カラマーゾフの兄弟』を読んだことのあるスタッフ(複数)がこやま峰子の文章には問題がないと判断した。
 2 こやま峰子は『カラマーゾフの兄弟』を以前にも読んでいたが、今回も亀山訳でちゃんと読んだ。
 3 どこが誤っているかを私が指摘しないと、答えようがない。
 4 指摘するならば、あらためて右記アドレスにメールを送るように。
 5 「もう、いいですか?」