2010-11-14から1日間の記事一覧

「自尊心の病に憑かれた」読者にアリョーシャは見えない(5)

ちょっと前に引用した最先端=亀山郁夫の文章に、これがありました。 あらためて繰り返すことになるが、「第一の小説」においてアリョーシャは、必ずしも主人公と呼ぶことができるほど活躍しておらず、一種のトリックスター的な役割に甘んじている。その彼が…