2010-11-12から1日間の記事一覧

「自尊心の病に憑かれた」読者にアリョーシャは見えない(3)

小説『カラマーゾフの兄弟』において描かれているのは、人間が神の存在なしには生きていけないということです。人間は自分たちだけでなどやっていけません。神の存在を認める認めない、あるいは、神の創ったこの世界を認める認めないなどということの決定権…