2008-10-21から1日間の記事一覧

(一五)「些細なことながら、このようなニュアンスの違いの積み重ねによって読者は、少しずつ、しかし確実に原典から遠ざけられて行く。」その七

1 今月発売の文春新書『なにもかも小林秀雄に教わった』(木田元)を私が購入したわけは、著者がキルケゴールとドストエフスキーについて書いているからなんですね。実はここしばらく、私はネット上で「木田元」・「キルケゴール」・「ドストエフスキー」の…