2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

(八)「些細なことながら、このようなニュアンスの違いの積み重ねによって読者は、少しずつ、しかし確実に原典から遠ざけられて行く。」その一

木下豊房による「亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』を検証する ─ 新訳はスタンダードたりうるか ─ 」(http://www.ne.jp/asahi/dost/jds/dos117.htm)を読むことは非常に有益です。ここでは、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』ロシア語原文と当該箇…